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『葉桜と魔笛』でサウンドノベル その1
 『夢十夜』のvector登録完了しました。

 ――で、「文学サウンドノベル」の第二弾。文学モードの間にもう一作挑戦してみようと思い立ち、最近読んだばかりの太宰治『葉桜と魔笛』という短編でサウンドノベル制作をはじめました。

 太宰治は女性一人称の小説もけっこう書いていて、個人的にはそっちのほうが好きです。特に好きな『待つ』はすでに「萌え文学シリーズ(1)」で制作されているので、次に好きな『葉桜と魔笛』で。(……制作中とは言いますが、大学が忙しいので完成はいつになるか不明です。まったり作ります)

 「桜が散って、このように葉桜のころになれば、私は、きっと思い出します。――と、その老夫人は物語る。」から始まるだけあって、語り。ということで、改行は少ないし句点も少ない。……紙でならともかく、モニター上ならちょっと読みにくいですね。ってことで表示の都合上、改行がかなり増えています。『夢十夜』の時も少しは手を加えましたが、今回は原作の文章いじりすぎかもしれません。

 複雑な気分ですが、あくまでとっつきやすくするためにサウンドノベルにしていることですし……まあいっか。これのきっかけに太宰治の本を手にとっていただければうれしいなーってことで勘弁です。

 太宰の本は、ちくま文庫で全集出ているので他の作家より手に取りやすいですよ。だって文庫本ですもん。電車で立っていても読めます。なのに全集。すばらしいですね。

 太宰の代表作『人間失格』は小畑さんのイラストが表紙になったことで売れ行きがいいようですが、個人的に複雑です。確かに文学史に残る名作でしょうが、あれを読んで他の太宰作品も読もうとする人は少ないんじゃないだろうか……。むしろ、太宰に苦手意識を持って他の作品に手を出さなくなる人が多い気がする(私がそうだった)。出だしの写真の話は好きだけど、とっつきにくい作品だとも思う。高校1年の時に読んだからそう感じるだけかもですが。

 太宰作品の中でもとっつきやすい短編を収録して売り出したら、リピーターも増えると思うのですが。女性一人称小説をまとめた文庫とかさ(超個人的趣味)。そういうのから太宰に入って、徐々に『人間失格』みたいなものにも手を出していったほうが、苦手意識が出ない気がします。まあ、こういうのは個々人によって違いますけどね。少なくとも私はそう思いました。

【2007/10/29 22:09】 | ゲーム制作


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